ものづくりマイスター活用事業 第7回

ものづくりマイスター活用事業 第7回

令和2年12月10日(木)5・6限を利用して第7回ものづくりマイスター活用事業を実施しました。今回は(有)服部庭園 服部 勝之先生を講師にお迎えし、環境デザイン科2年造園専攻生16名を対象に「もみじの移植に関する根回しの方法」を学びました。根回し(ねまわし)とは、樹木を移植するに先立ち準備する一連の作業を指します。植え替え後の活着を容易にするため、広がった根を根もとを中心に残して切り、細根の発生を促す処置を行います。

剣スコップを使い、根鉢を掘り取っていきます。できるだけ根に土をつけておきます。
こちらは使用する各種道具です。緑化なわ、緑化テープ、木づち、剪定鋏、剪定鋸、木鋏です。
根鉢に麻で作られた包帯状の緑化テープを巻き、緑化なわで 縛っていきます。
四つ掛け3度巻きで根巻きをします。緑化なわを固く縛り上げるにはチームワークが必要です。
根巻きが完成しました。造園用運搬車で移植場所に運びます。
移植場所は事前に穴を掘っておきます。傾きや向きを微調整し、植穴に土を戻し自立させます。
植穴の周囲に土を盛り、水鉢を作ります。水をあげる際には、たっぷりと注ぎます。